高卒採用でオンライン面接は可能?おすすめツールについても解説!
「高卒採用の教科書」編集部です。本コラムでは、高校生の就職試験における面接でオンライン面接についてどのようなものなのか、また高卒採用でもオンライン面接は可能なのかなどを解説していきたいと思います。
1.オンライン面接とは
採用選考方法として面接がありますが、その面接が対面のみでなくインターネット回線を使用してオンラインで行うビデオ通話面接があります。
こちらはパソコンやスマートフォン・タブレットを使用してWeb会議システムやビデオ通話機能のあるツールを用いて行います。主に遠方の応募者との面接を行う際に活用されてきたツールとなります。
2.高卒採用でオンライン面接は可能?
そもそもオンラインでの面接を高卒採用対象に活用しているイメージは少ないですが、高卒採用でもオンライン面接は可能なのでしょうか。
高校生の採用選考は、基本的に面接機会が限られていることから職場の雰囲気などが伝わるようにと厚生労働省より対面での面接が推奨されてきました。しかし2019年から始まったコロナウイルス感染症拡大に伴い、元々中途採用等で遠方者との面接選考で活用されてきたオンライン面接も対応することが可能となりました。
また、学校で使用できるオンライン面接会場や通信機器には限りがある可能性があるため学校や生徒の事情に配慮し面接日を複数設定することや、企業側で通信機器や面接会場を用意するなど双方で調整を行い、柔軟な対応をするようにと厚生労働省より展開がされたのです。お互いが対面で会場にいない分、突然のトラブルを回避するためにも事前に当日の流れや万が一のトラブルの際、どのように対応するかについても学校側と共有するための打ち合わせを設けると良いでしょう。
3.オンライン面接ツール例
オンライン面接ツールとは離れた場所にいる応募者と面接を行うためのツールです。オンライン面接に役立つ様々な機能が揃っていますが、種類により機能や費用が異なるので、企業側でもどれを導入するかはよく検討が必要です。 それでは、どのような種類があるのでしょうか。代表的なものを3つご紹介いたします。
Zoom
こちらは企業向けWeb会議・ビデオ会議ツールがあり面接以外にもビジネスやプライベートなど幅広い用途で活用できます。さらに様々なOSに対応しており多彩な機能をそろえるなどオンライン面接に適したサービスです。また事前準備に手間がかからず、接続が安定しており、グループ面接でもスムーズな進行ができます。
playse
こちらはオンライン面接に特化したサービスがあり採用業務を効率よくするための機能が整っています。ミスマッチを防ぐためのヒアリングシートを自由に作ることができるほかに、エントリーシートや企業概要などのページ作成機能や動画選考機能など魅力的な特徴があります。初期費用0円から月額制のものまでニーズに合わせたプランがあります。
Microsoft Teams
こちらは世界的企業マイクロソフト社が提供するサービスで、企業向けチャットツールとなります。録画・録音機能や画面共有機能など面接に役立つ機能も備えています。無料版から有料版までプランがありますが、オンライン面接に必要な機能は無料版でも利用できます。また、その他マイクロソフト社製品とのスムーズな連携ができることも魅力の一つです。
一般的なものは、ビデオ電話ツールでも面接に活用できるものがありますが、オンライン面接選考を視野に入れているならば、通信データ量やセキュリティ面で優位性があるオンライン面接専用ツールを企業でしっかり検討し、導入することをお勧めいたします。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。 高卒採用選考でオンライン面接というのはなかなか聞きなれないかもしれません。しかし、時代の流れとともに新たに取り入れる必要性のある選考方法はあります。面接を受ける高校生にも時代遅れの企業よりは、どんな状況でも柔軟に対応できている企業の姿の方が、採用されたいという気持ちが高まるのではないでしょうか。ただ、企業側で気を付けなければならないことは、学校側のオンライン面接についての対応可否を採用基準にしたり、対応できないことで不利益な取り扱いを行わないことが必要です。また実施する場合には、対面での面接と同様の質問で不適切な質問がないように、本人の適正や能力のみを採用基準として公正な採用選考を心がけましょう。
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