採用コラム

高校訪問で必要な採用ツールとポイントを徹底解説!

「高卒採用の教科書」編集部です。自社の高卒採用・求人活動を行っていく上で、高校訪問は欠かせません。本コラムでは高校訪問に際してどんな採用ツールを準備していけば良いのかについて、解説しています。

1.高卒採用での高校訪問で大切なこととは?

いつも本Webサイトのコラムページをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。高卒採用に初めて取り組まれようとしている企業にとっては、

  • 高校訪問でどのような採用ツールを準備していけば良いのか。
  • 諸々採用ツールを使って、自社の強みを十分に伝えることができるのか。
  • 高校の先生(校長先生を含む)が持っている懸念事項等の払拭ができるのか。

このようなことに不安を持たれている経営者や幹部、人事担当者の方は多くいらっしゃることと思います。当該企業にとっては、初めての高校との接点となります。そこでの振舞い方や印象、自社関連の情報の質等が、そのまま高校が持つ自社のイメージに直結するといっても過言ではないかと思います。

自社の強みとなる数値やデータ、写真素材等も含めて、入念に準備をしてから高校訪問に臨む必要があります。ただそれを人事担当者だけで行うのはとても大変なことです。採用に携わる社員以外の方、かつ経営者の方も、積極的に関与していくことが大切です。

そのことは結果として、優秀な人材を採用することができるか。またその人材を自社にしっかりと定着させ、将来的に戦力とさせることができるか、という部分にも結び付いていきます。

続いての章にて、では高校訪問を行う際に準備すべき採用ツールについて、お伝えいたします。

2.高卒採用での高校訪問で必要な採用ツール

高校に掲載してもらう求人票

高校生の就職活動では、主に高校に掲載されているテキストベースの求人票や、ハローワークで提供されている求人情報、また追加的に求人企業の採用HP(ホームページ)等をメインに参考としています。まずは高校生に周知を促してもらうために、テキストベースの求人票が必要なツールの1つとなります。

求人票を作成する際には、可能な限り空欄を埋めていくことが大切です。一言しか書いておらず空欄が多い求人票、自社の雰囲気や仕事内容が伝わってこないような求人票は、それだけで高卒採用のやる気やモチベーションの部分を、高校の先生方から疑われてしまいます。

高校によっては、ある意味「門前払い」ということにもなりかねません。自社の魅力をしっかりと伝えるためにも、自然な文章で、しっかりと伝えられるような求人票を作るように心がけていきましょう。

自社パンフレットと掲載する写真・動画素材

上記でお伝えした求人票はある意味「白黒」・「テキストベース」でまとめられたものになります。ただそれだけでは、しっかりと読まれないと伝わらないということになってしまいます。1社の求人票にしっかりと読む時間を費やしてくれるかという部分も考えれば、求人票だけでは不十分です。ビジュアルで訴求できるような自社パンフレットも用意しておきましょう。

「作るのが大変」「時間が無い」という企業もいらっしゃることと思います。しかし、昨今のデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の普及が急速に進んでいる中で、高校生や高校の先生側が、文章だけ提供している会社に興味を持ってくれるでしょうか。

中でも写真や動画撮影を主体としたSNSやWebサイトが急速にユーザー数を稼いでいる時代です。とても難しいことではないかと思います。

仕事内容や実際に自社で働いている社員の方の様子を写したものや、社内の雰囲気が伝わる写真、経営者や社員の方の生の声を掲載したもの(動画へと通じるQRコードの活用も有効)等を、パンフレットにまとめられるかどうかについても、自社の魅力を伝える採用ツールとなり得るのではないかと思います。

自社パンフレットと掲載する数値・データ

とはいえ、写真や画像、動画素材だけでは、自社の良い部分しか、高校生や高校の先生側に伝えることができません。自社の魅力を伝えるためには確かに大事なことなのです。しかし、自社にとって不都合なところ、改善すべき点についても伝えていかないと、自社に対する信用を得ることが難しいです。

例えば一例として、高校の先生側が懸念している部分については、下記のような面が挙げられるのではないかと思います。

  • 高校生(≒教え子)がしっかりと会社に馴染めるかどうか。(社内の人間関係、風通しの部分)
  • しっかりと仕事に取り組めるかどうか。(研修・教育制度の部分)
  • 短期間で離職(退職)してしまわないかどうか。(離職率の部分)
  • 福利厚生や各種制度が整備されているか。また、実際の活用度合いはどれくらいか。
  • 残業規制がしっかりと守られているかどうか。(教え子の健康・体調管理、メンタルヘルスの部分)
  • 休暇が取りやすいか。(社内の有給休暇の消化率、出産・育児休暇等の部分)
  • その他法令を順守しているか。(コンプライアンスの部分)

これらを客観的に伝えることができる数値・データ等の材料集めをしっかりと行うことが大切ですし、その地道な取り組み1つ1つが、高校側からの信用・信頼を得ることにも繋がっていくのです。

その他ツール

また補足として、もし準備できれば、かつ使いこなせるのであれば、数値・データ、採用HP(ホームページ)等を画面に映せるような自社のパソコン、タブレット等を持参していくと良いのではないかと思います。

最後に高卒採用マーケットにご興味のある方や、高卒採用に不安を感じておられる方、高卒採用・求人活動のサポートにもなる事業にご興味のある事業者の方向けに、高校訪問の際に必要なツール等も含めて必要な情報をまとめて掲載できるようなツール、かつ関連する新規事業について、少しだけご紹介したいと思います。適宜ご参照ください。

高校訪問の事前準備や訪問先の選び方など「高校訪問のポイント」を解説した資料を無料プレゼントしておりますので、こちらも併せてご覧ください。

3.高卒採用マーケット・ツールとして注目される新規事業

高校生の就職活動では、本Webサイトの他のコラムでも触れております通り、各高校に掲示されているテキストベースの簡易的な求人票や、各都道府県や市区町村にて展開されているハローワークの求人情報がメインの情報源となっています。また地域や中小・ベンチャー企業であれば、自社にて採用HPをご用意なされている企業もいらっしゃることでしょう。

ただしそれだけでは、たとえ入社に至ったとしても、短期間で企業との間にミスマッチが生じてしまい、退職・離職してしまう可能性が高まってしまいます。現に高卒人材の入社3年以内の離職率は実に3割以上となっています。そのようになってしまっては、採用コスト面からしてもとてももったいないことです。

そこで高卒採用マーケットにご興味のある事業者の方や、高卒採用を少しでも活性化させたい企業にとって現在注目されている新規事業・ツールとして、「COURSE(コース)」というものがございます。

このCOURSEは自社の強みや入社することのメリット、働き方、社内活動等の様子を、視覚的に写真・画像等で訴求することができ、高い確率で高校生の印象に残すことができる紙媒体のツールを中心とした事業となっています。

デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)などと盛んにいわれている時代にどうして紙媒体が注目されているのかという疑問を持たれるかたも多くいらっしゃることと思います。ただ中にはこの事業で高収益経営を実現されている企業もいらっしゃいます。

「高卒採用の教科書」編集部では、高収益経営を実現されている会社の事例の詳細等も踏まえて、当該新規事業にご興味のある方向けに、無料で個別相談の場を設けさせていただいております。この機会にぜひお申し込みくださいませ。後日編集部の担当者より、日程調整等のご連絡をさせていただければと思います。

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