採用コラム

【高卒採用に重要な学校訪問】学校訪問の基本とアポイントの取り方を解説!

高卒の採用活動において、高校訪問はとても重要です。高校訪問を効果的に行い、自社の魅力を学生に伝えることができれば、応募者数を増やすことができます。
では、どのようにして高校訪問を行えばいいのでしょうか。今回は高校訪問の際のアポイントの取り方について具体的に解説します。

1.高校訪問とは

高校訪問とは、実際に高校に訪問し、会社の特徴や魅力を伝える活動の事です。
高校生の就職活動は 、大きく分けて【学校からの紹介】と【学生自らの開拓】の2通りの方法があります。
現在の高校生の就職活動においては、ほとんどの生徒が【学校からの紹介】により就職先を決定します。
よって、学校訪問では、先生方から学生に学校に紹介していただけるように、自社の特徴や魅力を訴求する必要があります。

2.高校訪問の時期

学校訪問の時期は求人票が公開になる7月1日の前と後に分けて2つのタイミングで行うのが理想的です。 求人公開前のタイミングでは、自社の印象付けと、その高校の就職状況などの情報収集が主な目的となります。職場見学やインターンシップを実施しているかなどの情報も可能であればヒアリングしておきましょう。それらの情報を得ることができると、その後の求人活動が効果的に進められるようになります。そして企業側からは、学校の先生に業界の知識や将来性などの情報を提供すると、民間企業での勤務経験がない先生でも、生徒や保護者に意見を求められた時の参考にすることができ、喜ばれることが多いです。
そして求人票公開後の訪問では、学生が企業を選ぶ際に必要な情報を伝えましょう。例えば、事業内容や代表のメッセージ、先輩社員の声や働き方などが挙げられます。これらの情報をしっかり先生に伝え、自社の魅力を訴求していきましょう。また、採用パンフレットや採用動画を用いて、視覚的に分かりやすく訴求していくのも非常に有効です。

3.高校訪問のアポイントの取り方

高校訪問は、事前に高校の担当の先生にアポイントを取ってから訪問しましょう
学校の先生は通常の授業や部活動に加え、7月以降であれば他の企業の対応で多忙期となります。予め訪問日時の約束を取り付けてから訪問する事が必要です。
電話で企業名や担当者名を伝えた上で「進路指導部長」もしくは「進路指導主事」に繋げてもらうのがポイントです。
では、「進路指導部長」や「進路指導主事」に繋がりやすい時間帯はいつでしょうか。
全日制・商業・工業・通信制の高校では、勤務時間内の9時半〜16時頃までに架電しましょう。その中で10時〜11時が最も繋がりやすい時間帯と考えられます。
また、定時制の高校では、13時半〜22時頃に勤務する先生が多く、14時〜16時がベストタイミングと言えるでしょう。
授業や忙しい時間帯に電話すると繋がらないことがあるため、相手の予定をよく考え効率よくアポイントを取るように心がけるといいでしょう。
また、会社名と事業概要、求人票をもって挨拶に伺いたいという3点を伝えると、アポイントがスムーズにいきます。
高校訪問のアポイントの際には、その3点をしっかり伝えると、基本的には断られることが無いので、躊躇する事なくアポイントの電話をかけましょう。

4.高校訪問で用意しておきたいツール

7月の採用情報解禁後には、たくさんの大企業や中小企業が先生のもとへ高校訪問を行うので、他の企業に埋もれさせず、学生を紹介してもらえるように工夫をする必要があります。
他の企業との差別化を図るために、下記の3つのポイントを意識して、自社の魅力や雰囲気を最大限に伝える案内資料を作成しましょう。

高校訪問に必要な採用ツールについては、別記事にて「高校訪問の効果を最大限高めるための必須採用ツール5選」として解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

社内の雰囲気が伝わる資料の作成

代表者のメッセージや先輩社員の声や一日のスケジュールなどを記載すると、社風や勤務の様子が伝わりやすくなります。
また、社員の集合写真や会社施設の写真などの画像を添付して、実際に自社で働くイメージをしてもらうのも効果的です。

社内の雰囲気が伝わる動画の作成

上記の内容を動画にするのも、社内の雰囲気を伝えるには有効です。代表者のメッセージ、先輩社員の声や一日のスケジュール、会社施設の紹介を1〜2分の見やすい動画に編集すると、学生さんにも見やすく分かりやすいものになります。

応募前職場見学の案内資料の作成

応募前職場見学は、高校生に自社の魅力を伝える絶好の機会になります。
当日のスケジュールや、コンテンツ内容を記載しましょう。
また、先生一人でたくさんの高校生を担当している場合が多いのが現状です。希望日をファックスするだけで済むようにするなど、見学予約の方法も工夫をすると、日程調整などの負担を減らすことになり先生方に喜ばれます。

高校訪問の事前準備や訪問先の選び方など「高校訪問のポイント」を解説した資料を無料プレゼントしておりますので、こちらも併せてご覧ください。

5.まとめ

いかがだったでしょうか。
高卒採用では、学生に直接アプローチすることは禁止されていますので、高校の先生との関係性を構築し、自社に学生を斡旋してもらえるようにすることが、たくさんの応募を集めるためのポイントとなります。
どの高校に、誰が、いつ、どの様に訪問するのか?先生にどの様に自社の事を知ってもらい、印象に残してもらうか?を考えたうえで、高校の先生にアプローチする事は、高校訪問において非常に重要な事です。高校の担当の先生と相互に情報共有し、学生さんに最大限自社の魅力を伝えましょう!
ご紹介した高校訪問に関するノウハウを理解し、是非実践してみてください!

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