高校生が応募したくなる「応募前職場見学」のポイントを大公開!
「高卒採用の教科書」編集部です。本コラムでは、高校生の就職活動において企業や実際の仕事に直接触れることができる絶好の機会の「職場見学」についてどのようなものなのか、また見学をする際のポイントなどを解説していきたいと思います。
1.応募前職場見学とは
いつも本Webサイトのコラムをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
応募前の職場見学というものをご存じでしょうか。高校生は一人一社制を取り入れているので応募してしまってからやっぱり別のところを受けたいというのは難しくなります。ただ、この「やっぱり違う」というミスマッチからくるものを少しでも回避するための方法が応募前にあるのです。
それが「応募前職場見学」です。この応募前職場見学というものは、その名の通り、気になる職業や企業に高校生が出向き自分の目で見て感じる、求人票だけではわからない職場の環境や雰囲気を自身が応募する前に感じることができるのです。就きたい仕事を思い浮かべた時に、その職業や企業の概要は求人やホームページから読み取ることができますよね。しかし、それはあくまでも概要であり、実際に自分が思っている職業と一致しているのかはわからないものです。この不鮮明な状態で、応募し就職してから、この仕事は好きだけど職場の環境や雰囲気が思っていたものと違うなとなることを少しでも防ぐために応募前に見学に行くことをオススメしています。
見学は一社制ではないので、気になる企業があれば未来のためにもぜひ積極的に参加しましょう。
2.応募前職場見学のポイント
では、実際に職場見学に行ったときにどこに注目したらよいかどのような姿勢で挑めばよいかについてまとめてみましたので、ぜひ、参考にしてみてください。
まず、高卒を採用している企業の多くはほとんど職場見学を実施しているとことが多いでしょう。内容としては、基本的な会社や仕事の説明・職場(オフィス)の見学、先輩社員との対談などがあるでしょう。
基本的な会社や仕事の説明は、ホームページからも読み取ることができるので、特別差がないか聞きながら確認してもらえればと思います。
大切なのは、職場(オフィス)の見学と先輩社員との対談です。職場の見学は、働いている社員の様子をみることができます。デスクワークでない企業は現場でどのような仕事をしているのか目で確認することができます。例えば、建築関係の仕事であっても、学生がやりたいことが建築に係る事務処理なのか、資材に触れる仕事がしたいかでは、入社後の仕事内容が全く変わってしまいます。そのため、学生が思っている内容の仕事なのか、届いている求人の内容はこの仕事なのかというものをすり合わせすればミスマッチが減っていくことになるでしょう。
次に、先輩社員との対談です。多くの企業が先輩社員との対談の際に、高校生と比較的年齢の近い先輩が担当することが多いと予想されます。見学に来た学生に近い視点で接することができますし、学生も緊張しすぎずに対話することができると、入社後のイメージもわきやすくなるというメリットがあります。あくまでも企業説明会でなく、職場見学という名目で開催しているので互いに固くなりすぎない有意義な時間になると良いですね。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
なかなか、高校生は企業との接点が少ないことで職場見学となると、堅いイメージや感想文・報告書の提出など面倒なイメージをもたれるかもしれません。ですが、これからの卒業後に、自分が選んで就職した先で思っていたことと違うという不一致や年齢の近い先輩はいるのかなというような職場環境を知るためにも学校側は、応募前にさまざまな職場を見学させて勉強させていけるようにしていけたら良いのではないでしょうか。
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