ワークライフバランスで有意義な生活
「高卒採用の教科書」編集部です。
いつも本Webサイトのコラムをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
近年よく耳にするワークライフバランスについてご存じでしょうか。なんとなく言葉の意味合いは伝わるかもしれません。本コラムでは、そんなワークライフバランスについて詳しく解説するとともに整えるポイントをご紹介いたします。
1.ワークライフバランスとは
日本語で「仕事と生活の調和」を意味する「ワークライフバランス」。政府広報からは「働くすべての人々が仕事と育児や介護、趣味や学習、休養に地域活動などの仕事以外の生活との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」と定義されています。
言葉の意味としては、広く理解できているかと思いますが、一部では「仕事よりプライベート」「女性のための言葉」など誤解されている部分があります。どうしても、どちらかに偏りがちになることが多いですが、働く人は生活部分を減らし働きすぎてしまうこともあるでしょう。仕事部分が生活の中心にきてしまうと、心身の健康バランスも崩してしまう可能性が非常に上がってしまいます。また、仕事と〇〇という関係性で全てにおいて両立が難しいと諦めてしまう可能性もあるでしょう。この言葉は、年齢も性別も関係がなく働く人が皆さん平等に「仕事」も「生活」も良い状態になることを表し、仕事による生きがいや喜び、生活を通した安心・安定感から生きる喜びを得る相乗効果を目的としている言葉なのです。
2.ワークライフバランスを整えるポイント
そもそもこの言葉が世の中にでたのは、内閣府が提示している「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」で、次の3つを兼ね備えた社会を目標としています。
1.仕事(就労)による経済的な自立ができる
経済的自立を必要とする人の中でも若者がいきいきと働くことができる、そして経済的に自立可能な働き方ができ、さらに結婚や子育てなど人生のイベントに対して不安が軽減されて実現などに向けて生活の経済的基盤が確保できることを目指す。
2.心身ともに健康で充実と豊かな生活をするための時間が確保できる
社会で働く人々はさまざまな健康被害に悩まされている方がいますが、心身ともに健康が保持されて家族や友人との充実したプライベート時間、さらには昨今話題の自己啓発や地域活動への参加のための時間などを設けることができる豊かな生活を目指す。
3.多様な働き方や生き方が選ぶことができる
社会の中で性別や年齢などの分類にかかわらず、誰もが平等に自らの意欲と能力を活用してさまざまな「働き方」や「生き方」にトライすることができる機会が提供されること。ライフステージの中で子育てや親の介護が必要な時期など、状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、さらに公正な処遇が確保できていることを目指す。
以上のことが目的となっているのです。
それでは、どのようなことをふまえて生活すればワークライフバランスを保つことができるのでしょうか。まずは働く人にとっては働く環境で時間や場所、雇用形態が多様化されているかが重要なポイントとなるでしょう。このポイントが抑えられている企業を自身が選ぶことも、私生活との調和を保つための重要なポイントにもなると思われます。さまざまな時代の流れやニーズを感知し、取り入れているかで仕事も生活も充実できること間違いなしです。どちらかがおろそかになると不安定になってしまうバランスは個人の重きをどこにおくかがキーとなるでしょう。ですから、決して他人事ではなく、すべてのことが自分事となるのです。ぜひ、本コラムをきっかけにご自身のワークライフバランスを見直していただければ幸いです。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワークライフバランスの意味をしっかりと理解し、働く人がみんな「やりがい」や「生きがい」「喜び」を得ることができる生活を送れると素晴らしいですね。
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