採用コラム

制作する前にもう一度振り返りたい!採用動画の4つのメリット・3つのデメリット!!

「募集をかけても若い人材が集まらない。」「ようやく採用して時間をかけて教育しても早期離職してしまう。」そういった悩みを抱えている企業の採用担当者も多いことでしょう。少子高齢化などが原因による若い人材の人手不足は日本企業にとって大きな課題です。生産年齢人口は1990年代がピークで、それ以降は減少傾向が続いており増加の見込みもないのが現状です。さらに地方の企業では都市部への人口流出も重なり、より深刻な事態となっています。人材確保の対策をしなければ企業の存続に関わるといっても過言ではありません。そういった問題の中、近年、注目を集めているものが採用動画です。

1.採用動画について

採用動画とは、採用に関わる様々な情報を求職者に伝える動画のことです。テキストだけの求人票では企業の事を深く理解することはできないし、実際に話を聞くにしてもコロナ禍により企業説明会などの機会も減少しています。近年はホームページを持つ企業が一般化してますが、自社のホームページにフリー素材の画像を利用している企業も少なくありません。採用動画では、実際に働く職場、仕事内容、一緒に働く仲間、雰囲気など求職者が興味がある情報を伝えることができます。

2.採用動画の4つのメリット

①自社の魅力を伝えやすい

動画には、テキストの情報量と比べ5000倍の情報量があると言われています。
言語・聴覚・視覚とすべての情報を駆使して 情報を伝達するためです。これにより求職者が知りたい情報や求める人材を短時間に効率的に伝えることが可能となります。また「社内の雰囲気」「一緒に働く仲間の人柄」などテキストや画像では伝えにくい企業の魅力を伝えることができます。

②応募者の増加

若年層のYouTube利用率は9割を超え、現在の若者はYouTubeを視聴することが当たり前の時代となりました。動画共有サイトやSNSに採用動画を公開すれば、企業やその分野に興味をもった学生の方の応募は増えます。さらに多くの方が動画を視聴することになりますので、企業のブランディングや認知度のアップにもつながるでしょう。

③ギャップによる早期離職の防止

企業にとって最も避けたいのが、採用し時間と手間をかけて仕事を教えたのに早期離職してしまうことだと思います。
採用動画では、実際に働く環境、社員が働いている様子、一緒に働く仲間、社内の雰囲気などを求職者に伝えることが可能です。また定番なのが若手社員のインタビューシーンです。年齢が近く経験が浅い若手社員が実際に発する言葉だからこそ、近い将来自分が仕事をした際のイメージがよりつきやすいと思います。またいい事ややりがいなども大事ですが、苦労した点などを正直に話すことで新卒者に誠実性が伝わりますし、入社した後に「想像していたことと違う」というようなギャップが減ります。早期離職の防止にもつながるでしょう。

④様々な場所での利用方法

インターネットに公開した動画は、スマートフォンとインターネット環境が整う場所であればどこでも閲覧可能です。動画共有サイト、SNS、ホームページ、公開した動画のQRコードを掲載した名刺や紙媒体、動画のリンクを貼ったメールなど様々な活用方法があります。伝える場所を選ばず、好きな時間に視聴することが可能です。内容がよければ拡散にもつながります。

3.採用動画の3つのデメリット

採用動画にはデメリットもあります。制作する前に今一度理解しておきましょう。

①コストと時間

採用動画に限らずある程度クオリティのある動画を制作するには、撮影機材、パソコン、編集ソフト、高度な撮影と編集の技術が必要です。自社で一から制作する場合は、初期費用がかかりますし、撮影や編集のことを勉強しないといけないため時間がかかります。よって採用動画を制作するのは映像制作を行っている会社に外注するのが一般的です。プロに頼むことにより、これらをある程度解決できますが、制作の初期費用はかかります。

②炎上リスク

動画をインターネット上に公開するということは多くの人の目にうつるということです。内容が不適切であったり、映ってはいけないものが映ってしまうとそれが拡散され炎上する可能性があります。その結果、企業イメージを大幅に損なってしまいます。内容に問題がないか公開前に必ず複数人での確認を行いましょう。

③採用につながらない可能性

採用動画にはある程度のクオリティが求められます。苦労して採用動画を制作したとしてもクオリティが低い動画や求職者に響かない動画は採用に繋がらないばかりか、逆に企業のイメージを損なう可能性があります。また、いくらクオリティがよくても収録時間が長い動画は最後まで視聴されない可能性もあります。内容は簡潔にコンパクトにしましょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、採用動画の4つのメリット・3つデメリットを紹介しました。「若い人材がほしいのに応募者が集まらない」「採用してもすでに辞めてしまう」そういった採用に関するお困りの担当者様、経営者の方で自社に採用動画をお持ちでない方、ぜひ採用動画の制作を検討してください。
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