採用コラム

高卒の就職で不採用を減らすために事業者側ができることとは?

「高卒採用の教科書」編集部です。1人あたりの求人応募が制度・慣例上限られてくる高卒採用・就職活動の現場で、少しでも不採用になってしまう事態を防ぐために、事業者側が(または求人企業側が)できることとは、何があるのでしょうか?本コラムではその点について考察していきたいと思います。

1.高卒の就職で不採用になる要因とは?

いつも本Webサイトのコラムをお読みいただきまして、誠にありがとうございます。高卒採用・就職活動の現場では1人1社応募制とは裏腹に、不採用の判断を下さざるを得ない状況になることが少なからず存在します。その要因としては、以下が主に考えられることではないかと思います。

  • その高卒の就職希望者が、求人企業側の社風に合っていない。
  • その高卒の就職希望者が、求人企業の研究をしっかりとできていない。(その会社に対する理解度が全体的に不足している。)
  • その高卒の就職希望者が、将来のビジョンやなりたい姿等のイメージを全く持っていない。
  • その高卒の就職希望者が、通っている高校で何等かの重大な問題を起こしてしまった。
  • その高卒の就職希望者が、どのような考えをもっているのかが伝わってこない。
  • その高卒の就職希望者が、どのような人間性をもっているのかが伝わってこない。
  • その高卒の就職希望者が、どのような性格なのかが伝わってこない。
  • その高卒の就職希望者が、どのような価値観を大切にしているのかが伝わってこない。
  • その高卒の就職希望者が、面接の時間に遅刻したり、必要書類を持参せず忘れたりしてしまった。
  • (またはそれらの事象に対して、正当な理由が面接官側に伝わってこなかった。) (または面接官に理解できるものではなかった。)

2.高卒の就職で不採用・採用を決める理由付け

高卒採用・就職の現場では、(特に人事・採用担当者は、)その就職希望者がどんな人なのか、なぜその人に内定を出すのか、または不採用にするのか等を、経営陣へ明確に伝えられるかどうかが問われていきます。そこで「〇〇のような人間です。」「〇〇で自社に貢献してくれると思います。」というように、採用の内定を出す上で、いかに客観的な理由を打ち出せるか、見出せるかが大切です。それらを理解できなかった時、または経営陣に内定を出せる理由を明確に伝達できなかった場合に、不採用が出てしまう可能性が高まるのです。

もちろんその理由・原因が高卒の就職希望者側にあるのであれば、話は別です。しかし、もし求人企業側の情報の出し方や、高校生への周知の仕方、周知度合いが課題であるとするならば、求人企業側がより採用HP(ホームページ)を拡充していく努力や、必要に応じて外部の求人メディアを使って周知を促す努力が不足してしまっていることになります。

求人企業側は、高校生側の企業研究をより深いものとするために、かつ入社してからのミスマッチを少しでも減らしていくために、ありとあらゆる努力をしていかなければならないと、私たち「高卒採用の教科書」編集部では考えております。

3.高卒の就職で不採用・ミスマッチを減らすために

高校生側の企業研究をより深いものとするために、かつ入社してからのミスマッチを少しでも減らしていくための解決策となり得る1つの新規事業に「COURSE(コース)」事業と言うものがございます。高校に掲示されている求人票やハローワークでのテキストベースでの求人票などと異なり、実際にその企業で仕事をしている従業員の様子や、会社内での雰囲気、活動・事業内容、従業員インタビューなど、視覚的に分かりやすく、イメージしやすく訴求させることができる、主に紙媒体の求人メディア事業となります。「デジタルやDX(デジタル・トランスフォーメーション)などと言われているこの時代になぜ紙媒体が有効なのか?」と疑問に思われている方も多くいらっしゃることと思いますが、紙媒体であるからこそ、高校生や地域密着型・地域特化型の求人企業から多く利用され、注目を集めている傾向にあるのです。これで高卒人材と求人企業との間での企業理解の程度やミスマッチ等の改善へと繋がることが期待されています。 「高卒採用の教科書」編集部ではこのCOURSE事業について詳しく知りたい事業者の方や、いわゆる「空白のマーケット」ともいわれている高卒採用マーケットの動向や今後の展望も含めまして、ご希望の方に無料で個別相談の機会を設けさせていただいております。初めて利用される方も歓迎しておりますので、この機会にぜひ個別相談へお申し込みくださいませ。

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