採用コラム

高校訪問の効果を最大限高めるための必須採用ツール5選

高卒採用を行う際に、ターゲットとなる高校に訪問する「高校訪問」は非常に大切な取り組みです。

では、高校訪問を行う際には、具体的にどのような準備をしておけばよいのでしょうか。

今回は高校訪問の効果を最大限高めるために必要な採用ツールについて解説していきます。

1.高卒採用における高校訪問

近年、高卒採用に取り組み始める企業が増えてきていますが、皆さんは高校訪問も欠かさずに実施できているでしょうか?

高卒採用では、学生に直接アプローチを行うことはルール上禁止されています。

そのため、高校の先生との関係性を構築し、自社に学生を斡旋してもらえるようにすることが、応募を集めるためには重要となります。

そして、高校の進路相談担当の先生に自社を印象付け、関係性を作るために必要となるのが高校訪問なのです。

高校訪問のタイミングは大きく分けて2つになります。

①求人票公開前(~7月1日)

一つ目のタイミングは、求人票が公開される前である7月1日前になります。

このタイミングでは、自社の印象付けと、直近でのその高校の卒業生の就職状況の情報収集が目的となります。

また、職場見学やインターンシップを実施しているかどうか、などの情報も可能であればヒアリングしておきましょう。

一つ目のタイミングは、求人票が公開される前である7月1日前になります。

このタイミングでは、自社の印象付けと、直近でのその高校の卒業生の就職状況の情報収集が目的となります。

また、職場見学やインターンシップを実施しているかどうか、などの情報も可能であればヒアリングしておきましょう。

《ヒアリングすべき内容》

  • 直近数年での就職希望者数、内定状況は?
  • 職場見学やインターンシップは実施しているか?
  • 生徒はいつ頃から就職先を検討しはじめるのか?
  • 進路ガイダンスはいつか?
  • どんな求人が多いのか?
  • 先生と生徒は企業側のどんな情報を欲しているか?

②求人票公開後(7月1日~)

二つ目のタイミングは、求人票が公開された後の7月1日以降になります。

このタイミングでも、自社の印象付けを行うことはもちろん大切ですが、応募前職場見学についてアピールすることも必要です。

応募前職場見学は、高校生に自社の魅力を伝える絶好の機会になります。

高卒採用に力を入れているのであれば必ず実施し、高校へのアピールも忘れずに行いましょう。

《ヒアリングすべき項目》

  • 求人票を提出
  • 応募前職場見学の案内チラシを提出
  • 会社概要、沿革、事業内容、募集職種を伝え
  • 入社後に新人が活躍する姿、イメージを伝える
  • 教育体制や福利厚生をアピール
  • 現3年生の就職活動の状況もヒアリングしておく

基本的にはこのタイミングで高校訪問を行うのがおすすめですが、高校によって最適な時期は異なります。

就職先として気になる企業を決めるのが早い高校も存在するため、その時期を把握せずに進めてしまうと、その年の高卒採用を棒に振るといった事態にもなりかねません。

高卒採用を進める上で、ターゲットとなる高校に関しては、それぞれの特徴を把握して高校訪問を進めるようにしましょう。

2.高校訪問に必須の採用ツール5選

ここまでは、高卒採用における高校訪問の概要について解説してきました。

では、実際に高校訪問の効果を高めるためには、どのような取り組みが必要なのでしょうか?

ここからは、高校訪問の際に必須の採用ツールについて解説していきます。

①求人票

一つ目は求人票です。

自社が高卒採用を行っており、どのような条件で求人を出しているのかを伝えることは、高校訪問の大切な目的の一つです。

求人票公開後にしか持参することはできないですが、7月1日以降に高校訪問を行う際には、必ず求人票を持っていくようにしましょう。

②採用パンフレット

二つ目は、採用パンフレットです。

取引先などに対して自社の紹介を行う会社案内ではなく、採用に関する内容に特化したパンフレットを用意しましょう。

社長からのメッセージや、実際に働いている方のインタビューなどを掲載すると効果的です。

③採用動画

三つ目は採用動画です。

こちらも、自社商品のプロモーション動画ではなく、採用に関する内容だけに絞り込んだ動画を作成しましょう。

また、高校訪問以外に活用できる場面も多く、合同企業説明会などに参加した際には、そこで投影して、自社の魅力を届けることのできるツールになります。 そのため動画は一つだけではなく、1分バージョン、5分バージョン、10分バージョンなどで複数パターン用意することをおすすめします。

④応募前職場見学のチラシ

四つ目は応募前職場見学を告知するためのチラシです。

応募前職場見学は、求人票や採用パンフレットで告知することも大切ですが、単体で印象付けるためにも、別でチラシを作成するのが良いでしょう。

応募前職場見学は、高校生に自社に対する興味を持ってもらい、応募したいと思ってもらうためにも必要な取り組みの一つです。

高校訪問の際にしっかりアピールできるよう、応募前職場見学の実施体制と、告知ツールの用意を怠らないようにしましょう。

⑤自社製品

五つ目は自社製品です。

これは採用ツールではありませんが、高校訪問の際に持っていきたいものの一つです。

高校の先生に、実際に自社製品を見たり、触れたりしてもらうことにより、自社の理解を深めてもらうことが期待できます。

高校訪問の事前準備や訪問先の選び方など「高校訪問のポイント」を解説した資料を無料プレゼントしておりますので、こちらも併せてご覧ください。

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

高校訪問は、高卒採用を成功させるためにも必須の取り組みです。

今回紹介した採用ツールを用意し、ターゲットとなる高校への訪問を進めていただければと思います。

また、「高卒採用の教科書」では、日本全国の高卒採用に取り組んでいる企業様の採用サポートを実施しています。

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