採用コラム

優秀な新卒採用に不可欠!押さえておきたい採用動画作りの重要ポイント!!

少子高齢化などが原因で人手不足に悩んでいる企業も多いと思います。募集をかけても応募がこない。せっかく雇って仕事を教えても早期離職してしまう。その防止策として効果的なのが採用動画です。最近はYouTube等で新卒者へ向けて自社の魅力や仕事のやりがいを伝える採用動画を公開している企業が増えてきています。自社でも採用動画を制作し優秀な人材を獲得したい。しかし、どういった内容で制作すれば学生に響く動画になるのかわからない。企業の担当者も動画の専門家ではないのでお困りではないでしょうか。今回は、採用動画を制作する上で欠かせない重要ポイントに関して紹介したいと思います。

1.採用動画とは

採用動画とは、採用に関わる様々な情報を求職者に伝える動画のことです。

動画の情報量は文字の5000倍とも言われており、文章や写真、言葉では伝えきれない企業の魅力、将来のビジョン、求めている人材などを新卒者に向けて発信できます。

若年層のYouTube利用率は9割を超え、現在の新卒者はYouTubeを視聴する事が当たり前の時代となりました。就職活動においても企業のことを調べる際にYouTubeで動画を公開していれば必然的に視聴します。それが新卒者を対象にした採用動画であれば、企業の情報や会社の雰囲気、自分が実際に働いた時のイメージ、一緒に働く仲間や上司などを知る事が出来きます。採用動画の有無や内容の良し悪しで求人応募数の増加、ミスマッチ、採用後のギャップによる早期離職を抑えると言っても過言ではありません。

また、採用動画に限ったことではないですが、動画の特性として一度制作してしまえば何度でも活用する事が可能です。会社説明会の時に上映すれば資料や言葉で説明することが省略できることもありますし、大きな変化がなければ翌年も使用することが可能です。動画の内容が良ければ企業のブランディングにも繋がります。

2.プロモーション動画と採用動画の違い

企業のプロモーション動画とは主に企業がサービスや商品の認知度促進やブランディングなどのために活用する動画のことで対象は基本的に顧客になります。一方、採用動画の対象は新卒者です。新卒者が見て、「この仕事をしてみたい」「この企業で働きたい」と思われるような動画でなければいけません。共通する部分も少なからずありますが、対象や目的が異なります。採用動画を制作する事によって求職者が知りたい情報をピンポイントで届け、質の高い人材を獲得することが可能です。

3.採用動画作りの4つの重要ポイント

せっかく時間とお金をかけて採用動画を制作したのに効果がなかった。見てもらえなかった。そうなることだけは避けたいですね。動画の表現はさまざまで自由です。正解もありません。同業であっても十社あれば十通りの採用動画が出来ます。大切なのはいかに自社の魅力を伝えるか。求めている人材が働きたいと思うかです。

それぞれの詳細について以下にまとめました。全てを取り入れる必要はありませんが参考にしていただければと思います。

①収録時間は5分以内を目安に

話が長い人と話しをしていて必要以上に時間をとられ嫌気がさした経験はありませんか?人は時間が長くなれば長くなるほど集中力が落ちてしまい内容も頭にはいりにくくなります。また、対面の会話とは違い動画は自分の判断でいつでも停止することができます。どんなに素晴らしい採用動画でも最後まで見てもらえなければ意味がありません。一般的にYouTube動画は5分を超えれば再生数がどんどん落ちていくと言われています。採用動画に関しても内容をコンパクトにまとめて長くても5分以内で制作するのが好ましいでしょう。また、基本的に収録時間を短くまとめた方が制作時間と費用を抑えることができます。

②冒頭部分にインパクトがあるシ-ンを

前半はつまらないけど、後半は内容が素晴らしい動画が公開されているとします。興味があって再生はしましたが、はたして最後まで見るでしょうか?前半部分で見るのをやめる方がほとんどだと思います。そうならないためにも、冒頭部分には新卒者に響くインパクトがあるキャッチコピー、言葉、見せたいシーンなどを使用するように心がけましょう。またサムネイル画像もインパクトがあるものに設定しましょう。動画はつかみが大事です。

③若手社員インタビュー

採用動画の定番が新卒者と年齢が近い若手社員のインタビューです。インタビューの内容は、業務内容、職場の雰囲気、入社して苦労したこと、仕事のやりがい、将来の展望などが一般的です。年齢が近く経験が浅い若手社員が発する言葉だからこそ、近い将来自分が仕事をした際のイメージがよりつきやすいと思います。またいい事ばかりでなく、苦労した点などを正直に話すことによって新卒者に誠実性が伝わりますし、入社した時のギャップを少なくし早期離職の防止にもなります。視聴者が見ていて飽きないような工夫も必要です。視聴者はずっと同じ画角で話しているだけの動画では飽きてしまいます。事前に2つのカメラでアップの動画と引きの動画を撮影し画角を変えたり、話しているシーンだけでなく話している内容にあった別の動画や写真をインサートすることで視聴者を動画に引きつけます。

④撮影・編集はプロに依頼

自社で採用動画を作ることももちろん可能ですが、ある程度のクオリィティのある動画制作には高価な機材や編集ソフト・高度な撮影技術、編集技術、人員と時間が必要とされます。経験がないまま一から勉強し、機材を買い揃え、多くの時間を費やすよりもプロに頼んだ方が圧倒的に効率がよく安価で制作できます。また、せっかく一から苦労して採用動画を作り上げたとしても、クオリティが低いと企業にとってマイナスのイメージを持たれてしまいます。採用動画の制作はプロに任せるのが一般的です。

最後に採用動画を多く制作してきた筆者が大事にしていることがあります。見ていて圧倒されるような凄い撮り方、派手で見栄えがいい凝った編集、容姿端麗な人物のキャスティングももちろん大事ではあります。しかし動画にとって大事なのは何を撮って、何を見せるかだと筆者は考えています。

働いている人全員が誰もが知っている大企業での勤務、社会的に地位があったり憧れを抱かれるようなかっこいい仕事をしているわけではありません。しかし、どんな仕事も本人なりにやりがいを見出してその中で誇りをもって仕事をしているはずです。 普段真剣に業務に打ち込む様子、お客様のことを本気で思い接客している笑顔などの動画はきっと新卒者の心に伝わり応募のきっかけにつながるでしょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、採用動画の制作する上で欠かせない重要ポイントに関して紹介しました。今回ご紹介した採用動画に関する知識をしっかり抑えるだけで、求人応募数の増加による優秀な人材の確保、入社後のミスマッチの解消、ひいては企業のブランディングに繋がります。

採用にお困りの採用担当者様、経営者の方で自社に採用動画をお持ちでない方、またはお持ちの方でも今一度次に作る際に、ぜひ採用動画の作成の第一歩にお役立てください。

また、「高卒採用の教科書」では、日本全国の高卒採用に取り組んでいる企業様の採用サポートを実施しています。

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