採用コラム

2022年高卒採用市場の動向と将来の展望とは?

2022年3月に高校を卒業した生徒の採用市場の動向や、今後の展望について解説しています。コロナ禍を契機として、高卒採用市場は大きく変わりました。またここにきて求人数は増加に転じています。高卒人材の採用を強化したい担当者様必見です。

1.高卒採用の2022年動向

厚生労働省が発表している「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」によると、2022年3月に高校を卒業した高卒人材の全国有効求人倍率(=求職者1人あたりの求人数)は2.89倍と、前年比   0.25ポイントの増加となっています。3倍近くの水準となっており、全国的に高卒人材の人手不足の状態を反映していると考えられます。

具体的な中身を視てみると、コロナ禍をきっかけとして、求人数や高卒の求職者数は減少傾向になりましたが、就職希望者はコロナ前の水準とさほど変わらず99.2%と、高い水準を維持しています。また、2022年3月卒業の段階で、求人数が0.9%程度(数千件程度)「増加」に転じています。つまり高卒人材のニーズは高まっているにもかかわらず、有効求人倍率の高さも相まって、人材を十分に確保できず、お悩みを抱えていらっしゃる企業が多いことと思われます。

また高卒人材を採用できたとしても、勤続3年を待たずして離職してしまう人材の割合が高いことも、悩みの種として存在します。次章にて高卒採用の現場で起きている求人企業と求職者のミスマッチについて、解説します。

2.高卒採用の現場で起きるミスマッチ

前章では高卒の就職希望者については、高い水準で何等かの企業に就職できている状況が窺えることと思います。しかし厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率」の数値を視ると、3年以内の高卒人材の離職率が36.9%と、正に3人に1人以上の割合で退職をしてしまっている状況が見えてきます。

様々な要因が考えられますが、その1つに、「求人企業と高卒の就職希望者とのミスマッチ」ということが挙げられます。大卒の就職希望者と違い、全国的に活用されている大手企業運営の求人メディアやプラットフォーム、ポータルサイト、OB・OG訪問で良く利用されるマッチングサイト等、高卒採用向けのWebサービスが十分に整備されておらず、テキスト(文章)のみの求人票や面接本番での質問の場など、その企業を良く知る機会が限られているのが実情としてあります。

また高校生1人が応募できる企業数も1社のみと限られてきます。面接試験に臨んだ企業がそのまま自分自身の就職先となるケースが大半です。その企業を良く知らないまま卒業後に入社してしまうケースが多く、それが3年以内の離職率の高さに繋がってくるのです。求人企業のことをテキストベースだけでなく、写真や画像等クリエイティブを上手に使い、視覚的に訴えかけることが必要であり、そのことで高校生自身が入社してからの人生や働き方を上手くイメージする機会を与えてあげることが重要になるのです。次章にて「高卒採用市場の今後の展望」について、解説します。

3.高卒採用市場の今後の展望

将来的な高卒採用市場について考察してみます。「アフターコロナ」や「ウィズコロナ」の時代へと向かっていくにつれて、求人企業の高卒人材も含めた採用意欲が高まっていき、求人掲載数は今後更に持ち直してくる、または伸びてくる可能性が高まると考えられます。また3年以内の離職率が高いという現状を考慮すると、その傾向に拍車がかかってくるという見方もできます。

但し少子高齢化の時代、かつコロナ禍や経済状況の不安定性から大学への進学が過去最高を記録するなど、外部要因としても高卒人材の数自体は減少傾向になるとも考えられます。「高卒人材のニーズは十分にあるけれども、市場が縮小していくのではないか?」という懸念をもって、高卒採用の市場への参入を躊躇してするケース、そして高卒人材向けの求人媒体を取り扱う事業者が中々増えない、ということも現状として存在するのではないかと考えられます。

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