採用コラム

【高卒人材の求人の流れとは?】高卒求人メディア事業者・立上げ検討中の方必見!

高卒人材の採用活動実施企業様、高卒人材の就職活動をサポートする事業を展開されている企業様、その事業参入をご検討の企業様におかれましては、高卒人材の求人・採用活動の成功のために、どのように諸々進めていけば良いのかを事前に把握しておくことが重要です。本コラムでは高卒人材の求人の流れについて解説しています。

1.高卒人材の求人活動で成功するための第一歩

いつも本Webサイトのコラムをお読みいただきまして、ありがとうございます。「高卒採用の教科書」編集部です。高卒採用に取り組まれている会社様、また高卒採用にこれから注力していこうと考えられている会社様におかれましては、優秀な高卒人材を採用するためにも、かつ優秀な高卒人材向けに求人情報を知ってもらうためにも、どのようなスケジュール感で高卒採用活動を行っていけば良いのかと、お悩みの方もいらっしゃることと思います。

「採用マーケティング」という言葉もございます通り、いかに最新の採用動向や各種新鮮な情報を収集し、自社の採用やPR材料にしていくかというような、「情報収集・処理能力」「発信力」等が問われている時代となっています。

そこでまず厚生労働省が発表している「令和4年3月新規高等学校卒業者の就職に係る採用選考期日等について」から、2022年3月に高校を卒業した高卒人材の就職活動について確認しておこうと思います。

【令和4年3月新規高等学校卒業者の採用選考期日等】

◆ハローワークによる求人申込書の受付開始=6月1日

 ※ 高校生を対象とした求人については、ハローワークにおいて求人の内容を

  確認したのち、学校に求人が提出されることとなります。

◆企業による学校への求人申込及び学校訪問開始=7月1日

◆学校から企業への生徒の応募書類提出開始=9月5日(沖縄県は8月30日)

◆企業による選考開始及び採用内定開始=9月16日 

新型コロナウイルスの国内感染状況や政府からの様々な制限の緩和状況にもよりますが、概ね夏場からハローワークでの求人への申し込みの受付が開始され、各学校経由での採用選考が夏の終わりから秋にかけてということになります。

このようなスケジュール感を頭の中にインプットしていただいた上で、上記スケジュールの前後で自社にて何ができるのか、どのような人員体制で動いていけば良いのかを考える必要があります。

また諸々採用活動に向けた公開情報、求人情報の精査、各種必要になるであろう画像・写真素材等を集めておく必要がありますし、高卒採用Webサイトや高卒採用特化型のオウンドメディア等を準備しておくことが求められます。 ただしオンラインだけでなく、オフライン、リアルでの情報公開の場やリアル対面での企業説明会の準備も欠かさず実施しておくと良いと思われます。次章では採用・求人面のマーケティングでの留意点等について解説していきます。

2.高卒人材の求人活動の流れ:採用・求人面のマーケティング

コロナ禍となる前は自然なことのようにリアル・対面で開催してきた企業説明会ですが、皆さまもご存知の通り、新型コロナウイルスの感染拡大と同時に、非対面・非接触のオンラインでの説明会や企業PRを余儀なくされてしまいました。高卒採用に力を注いでおられる企業様であれば、1度はオンラインでの説明会や情報公開の場の設定対応をなされたのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、かつ本格的なウィズコロナ時代へと向かっていくにつれて、リアル・対面での企業展示会や説明会が開催されていくようになってきました。企業の採用説明会に限らず、展示場のホールを3つ分以上使っての大型のビジネス展示会イベントも、徐々に開催されている様子が報道でも見られるようになりました。

ここで大事なこととしては、リアル(オフライン)とオンラインでの融合を意識した採用活動で、高卒人材の就職活動がより円滑に進んでいくようにサポートをすること、自社の露出頻度を増やして、PR効果をより高めていくような施策を講じていく、という点です。

これはデジタルマーケティングの専門用語としてOMO(=Online Merges with Offline):「オンラインとリアル(オフライン)の融合」という考え方を、高卒人材の就職活動や採用活動でも活かしていくという考え方として、昨今注目されているものです。

オンラインであろうと、オフラインであろうと、自社の露出頻度や接触機会を増やしていくことで、高卒人材の就職活動において、各就職候補者の潜在意識へと訴求していくことで、まず高卒人材に認知してもらうことが大切です。この認知が進まないと、色々と整備したけれども、1件も応募が来ないといったことになりかねません。

コロナ禍の長期化と同時に、リアル(オフライン)での企業説明会の実施方法を忘れてしまっている採用担当者の方は、これを機会に再び実施方法や要領を確認しておくことをおすすめいたします。

また「企業説明会のリアル開催ができていきつつあるのだから、オンライン周りや採用面のDX(デジタルトランスフォーメーション)はひとまず放置…」ということではありません。

リアル開催ができていきつつある中で、高卒人材の採用・求人面のマーケティングができている企業とそうでない企業が二極化してきているのが現状です。自社マーケティングのできていない企業は、いくら周知を促してもターゲットに響かないこととなりますし、応募が来ないということにもなりかねません。

他方高卒人材の採用で、求人メディア運営会社や求人ポータルサイトへ掲載しているという中小企業の経営者の方、採用担当者の方も多くいらっしゃることと思います。その際は紙媒体・Web媒体問わず、自社の求人情報がどのような形で掲載されているのか、もっとテコ入れできないかを常に考えていく必要があります。 ここまで高卒人材の採用活動を行っている側の企業様向けにまとめてきましたが、続いては高卒人材の就職活動をサポートする求人メディアや求人プラットフォームの運営を考えられている事業者様、高卒採用マーケットに着目して、その展望を知りたいという事業者様向けに、高卒人材特化型、地域密着型の高収益新規事業について、次章にて少しだけご紹介いたします。

3.高卒人材の求人活動の流れ:就職応援メディア事業運営面

本Webサイトの他のコラムでもご紹介している通り、高卒人材の就職活動は、大卒向けの就職活動でイメージされるような幅広い情報源から幅広くエントリーして情報を得る、というような構造になっている地域は少なく、むしろ限られた情報から1人1社応募・面接の上、内定に至るというのが一般的です。

※求人企業側と上手くマッチングしなかったという場合や、応募や採用が上手くいかず、二次募集という形で採用活動を行っている場合は、この限りではありません。

主な情報源としましては、各高校に掲載されているテキストベースで書かれた簡易的な求人票や、ハローワークでの求人情報となります。高卒人材の就職活動では、なかなか視覚的に求人企業をイメージすることや、どのような社員さんが働いているのか等について、十分に知ることができないまま、応募して面接選考といった流れとなっていることが多いです。

このような状況の中で、内定まで至って高校を卒業した後に就職したとしても、企業と高卒人材の間でミスマッチが生じてしまい、高卒人材が3年以内に3割以上退職・離職してしまうようなことが実際に起こっているのも事実です。この状態では高卒人材と企業、双方において望ましくない状況が生まれ続けてしまうのです。

そこで最近注目を集めている高収益新規事業として、高卒人材の就職活動に特化した求人メディア、地域密着型の求人メディア「COURSE(コース)」というものがございます。これはテキストベースの求人票等とは異なり、視覚的に写真や画像等を使用しながら、企業の採用活動・PRを行うことができる紙媒体の求人メディアになります。

「デジタルやDXと言われているような時代になぜ紙媒体なのか…?」と疑問に思われる方も多くいらっしゃるかもしれません。しかし紙媒体だからこそ新規事業として成り立っている側面があるのも事実です。地方の企業様でも、このCOURSE(コース)事業が中核事業にまで成長を実現できている企業様もございます。

(但し、上記でも記載させていただいておりますが、「企業説明会のリアル・オフラインでの開催・出展だけでも良いのでは?」という考え方ではいけない、という部分も同時に押さえておく必要もあります。)

求人メディアを運営する会社は、各求人企業の情報が適切に掲載されているのかはもとより、各種KPI目標を設けてそれらが達成されているのか、掲載企業の採用活動の成功(広義のカスタマーサクセス)実現に向けた伴走運営ができているのか、といった点を常に意識しておくことを忘れてはいけないと思います。 最後に「高卒採用の教科書」編集部では、このCOURSE(コース)事業についてもっと知りたい、新規事業として立上げを検討したい、という事業者様向けに、無料で個別相談の機会を設けております。初めての方も歓迎しておりますので、この機会にぜひ下記からお申し込みくださいませ。

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